(つづき)
- ドキドキしていると「ちゃんといるよ!おめでとう!」と先生の一言で
ホッとしたのをおぼえています。流産の危険もなくなり、喜んでいたのもつかのま、
今度は、何だか水がチョロチョロとでているような感じで、
動くと水の量もふえるので再びあわてて診察。今度は、高位破水をしていたんです。
破水をしている事で感染の危険があり、おふろに入る事ができなくなりました。
(これが1ばんつらかったなぁ〜今の楽しみは、おふろにゆっくりつかる事です)
羊水が入っている膜に穴があいているという事で、毎日の生活がヒヤヒヤでした。
何度もおなかの子に話をし、頑張って生まれてくるように願っていました。
マタニティビクスができなかったのが残念です。
それでも順調に成長してくれたので一安心。
でも、24週には、おそれていた感染症にかかってしまい入院。
他の病室ではママ&赤ちゃん。
私はお腹の中にいるものの、無事うまれてきてくれるんだろうか...
と少し不安に思いながら、入院生活をすごしていました。
今まで入院した事などなかったので、その不安もあったかと思います。
入院中、夜中に出産した方がいらっしゃいました。
一生懸命がんばっている様子で、赤ちゃんの「オギャー」がきこえた時は、とても感動しました。
“弱気になったらダメだ!私もこのお母さんのパワーをかりて元気な赤ちゃんを産むぞ〜!”
と前むきになれた一瞬だったように思います。
穴があいても大丈夫!!と自分&赤ちゃんに言いきかせていたからか
「予定日よりも早く産まれるかもしれないよ」とおっしゃっていた先生の期待をうらぎり、
予定日当日にうまれたわが子です。
出産は微弱陣痛だったので陣痛を強める薬をつかいました。
陣痛はきたものの、羊水が全部でてしまっていたので、
赤ちゃんが骨盤にはさまって出てこれなくなり頭にコブができてしまいました。
そして緊急帝王切開で無事3385gの男の子を出産することができました。
長いマタニティライフでしたが、先生の早期発見のおかげで、
何度も危機をのりこえ母子ともに、明日、退院できる事を心より嬉しく思っています。
私がもし大昔の人なら、母子ともにたすからなかった命だと思うと、
今の時代で良かった〜中村先生に出会えて良かった〜と感謝の気持ちでいっぱいです。
スタッフの皆様も親切な方ばかりで心配症な私に丁寧に話をして下さり、
本当にありがとうございました。明日からの育児頑張っていけそうです。
次の出産もお願いしますね。
2004.5.8 3385g 男児出産
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