- ナカムラクリニックの皆様へ
先生をはじめスタッフの皆様、このたびは大変お世話になりました。
このクリニックは友人が何人かお世話になり、それぞれから「良かったよ。安心できたし、また行きたい」との話を聞いていたので、私も妊娠が分かり分娩施設のない医院から転院させてもらいました。
経過はすこぶる順調。つわりもなく7ヶ月まで仕事も続け、毎回の検診も何の問題もなく10ヶ月過ごしてきました。予定日は4/6。結構のんびりと入院や赤ちゃん用品の準備をしていた3/22(土)、急に右目が一部霞むんです。「あら・・・使い捨てのコンタクトが汚れたか・・・」と翌日の交換するも変わらず。「出産したらしばらく外出できないし、まぁちょっと眼科に行っておこうかな」と軽く近所の眼科を受信した所、「眼底出血」との診断。原因は不明。中村先生と眼科医の相談の結果、出産時のいきみがまた眼圧をあげて出血するかもしれないから、分娩時に何かあった時に眼科医が対処できる大学病院での出産はどうかと勧められました。確かに心配はあったけれど、いままで診ていただいていた先生の所で出産したかったし、家族との相談の結果、私の眼も考えて帝王切開にて出産、眼科治療は大学病院ということで希望を出しました。
3/28(金)に帝王切開日を4/3と決めました。
慌てて「週末の実家でベビーベッド組み立てなきゃ。最終のお買い物は日曜日に」と主人と話しながら、土曜の夜、寝ようとベッドに入った頃から「ん?・・・なんかお腹痛いかも」それからだんだん痛みの間隔も短くなり、腰も痛くなり「これって陣痛なの?でも昨日手術決めたばかりなのに。もう?」と不安になり、午前4時頃病院に連絡。やっぱり陣痛でした。迅速な手術により5:55無事女の子を出産できました。生まれてはじめての手術。突然の陣痛の痛みになんの心の準備も出来ないままの手術でしたが、術中ずっと助産師の方が手を握って下さって、声をかけて下さったのでしっかり頑張れました。赤ちゃんの泣き声が聞えた時、ただただ「良かった。元気な声が聞こえた」とそればかり心で繰返していました。
手術に立ち会って下さった皆様に感謝しています。大切な命を元気な産声と共にありがとうございました。
入院中は、毎日親切・細やかな気遣い・温かい言葉・そして、丁寧な指導ありがとうございました。特に私は授乳に不安があり、早くちゃんとできるようにって随分焦っていました。赤ちゃんもそれが伝わるのか二人とも急いで、焦って余計にうまくいかず、一人夜中不安で泣きそうな時もありました。でも、毎回の授乳で看護師さんや助産師さんに教えて森励ましてもらって、今は授乳が苦にならなくなりました。退院してからも娘と二人で楽しいお乳タイムにしていきたいです。
そしてまた、毎日おいしいお食事を作って下さり、お部屋も綺麗にして下さり、むくんだ脚をマッサージ、全てのスタッフの方にお礼申し上げます。
産婦人科の減少で多くの妊婦さんが不安を抱える中、初めての出産、ここでお世話になれて私も娘も幸せでした。
本当に大変なお仕事だと思います。お体に十分気をつけて、これからもママや赤ちゃんの支えになって下さい。
産後も先生やスタッフのかたが眼の調子までも気遣って下さいました。退院したら娘のためにも、きちんと検査して眼の治療をしたいと思います。
今回、自筆でお礼を綴りたかったのですが、眼がまだかすんで上手く字が書けないので、こんなパソコンの印字になってしまい申し訳ないです。
本当にありがとうございました。
2008/3/30
AM5:55 3215g女児出産
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