• 2006.12.5(火) AM3:54 女の子 3120g
    初産でした。予定日も12月5日でしたが、赤ちゃんが全く下がっていなく、予定日より遅れるとの事でした。しかし、12月4日(月)の朝、起きてベッドから立ち上がるとほんの少しだけジワッと水がにじみ出る感覚があり、トイレに行くと、ピンク色のお水が…。早速Telしてナカムラクリニックへ行き、診察してもらうと先生から「あなたの場合、大変めずらしいことが2つ重なっている」と言われ「もしかして赤ちゃんが危ないんじゃ…!!」と不安になりましたが、先生は笑顔でていねいに落ち着いて説明してくれました。「ひとつはまず、陣痛よりも先に破水してしまったこと。そして、もうひとつは破水は破水でも高位破水といって、赤ちゃんの伸びたツメが卵膜をカリッとひっかいて、それで小さな穴が開いたため、通常のお水の量より少量が流れ出ています。」そして、陣痛より先に破水がくると、3日以内に何が何でも赤ちゃんを出してあげないといけない、ということを聞かされました。自然にすぐ陣痛が来れば良いけど、来なければ促進剤、帝王切開もありえるとのことでした。でも、先生は紙に絵をかいてわかりやすく説明してくださって、安心できたので、いつ生まれてもいい!と覚悟が決まりました。幸い、その日の晩、陣痛がおこり、夜の8:00に診察してもらうと「これでも、まだまだ!1cmしか子宮口が開いていない」とのことでしたが、無理にお願いしてそのまま入院。夜の11時頃痛みが強くなり、翌、AM2:30頃には助産師さんから「思ったより、スムーズで早く進みそうですよ」とはげまされ、AM3:30頃分娩室へ…。
    陣痛の間、高位破水の為、吐き続けほとんどしゃべれませんでしたが、助産師さんのリードで言われたとおりにやっていたら、短い陣痛ですみました。
    分娩室に入ってからも、先生と助産師さんが大きな声ではげましてくれ、出産未経験の私に「そうそうそう!!上手上手!!すぐ産まれるよ!!声もらしたらもったいないよ!」と言ってくれ、目が開けられないほど苦しかったにもかかわらず、とても嬉しかったのを覚えています!6回ふんばったら産まれました!!
    私はほめられた方が伸びる性格なので、陣痛中、分娩室で力んでいる間ほめられて(はげまされ?)頑張れました。
    2人目ができるか、作るかはわかりませんが、もしこのままこの子1人だけだったとしたら、助産師か産院関係の仕事について欲しいと、今本気で思っています。そして、命の大切さがわかる子に育って欲しいと思っています。
    本当にありがとうございます。そして何時でも現れる中村先生にびっくりしました。お体こわさないように応援しています!!


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